平成30年6月1日

平成3061日付日本経済新聞が「コマツ元社長 安崎氏死去 生前葬で感謝伝える」との記事を載せています。また、同日のNHK「おはよう日本」でも放送していました。

安崎 暁(あんざき さとる)氏は、201710月入院検査の結果、胆のうガンがみつかりました。また、他の臓器への転移もあり手術不能の診断を受けました。同氏は、放射線や抗ガン剤による治療を望みませんでした。それらのことを公表し、201712月に「感謝の会」を開催、お世話になった一人ひとりへ感謝の気持ちを伝えたとのことです。(上記報道では「感謝の会」を「生前葬」と紹介しています。)

「感謝の会」後のインタビュー映像が、日本経済新聞社のサイトに公開されていました。httpwww.nikkei.com/video/5791637370001/

同氏は、こう述べています。

「人間の最終段階、終活の過ごし方は、個人個人全部違う。」「(感謝の会を)一般的論で行ったとは思っていない。自分の好みで行った。」

私は、同氏のことも同氏が感謝の会を開いたことも初めて知りました。まさに、「自分らしい」終活です。これを機に、終活は「自分らしく」が浸透して欲しいと思います。